緊急地震速報が鳴ったら?
2023年11月15日
カテゴリ:防災
地震は突然やってくる自然災害の一つであり、その瞬間の対応が重要です。緊急地震速報が鳴ったときには、冷静かつ迅速な行動が求められます。自分自身や周囲の安全を確保するように心がけましょう。以下に、緊急地震速報が鳴ったときの心得をまとめました。
緊急地震速報を見聞きしたら
まだ揺れを感じていなくても周囲の状況を確認し、身の安全を確保することが大切です。緊急地震速報を受信してから揺れが来るまでの時間は、一般に長くて数十秒以内な場合がほとんどです。数十秒の間にできる危険回避行動が命を守ることに繋がります。
揺れが来る前に確認したいこと
- 大きな家具やガラス製品は近くにありませんか?
- 机の下など身を隠せる場所は近くにありますか?
揺れを感じた場合(シーン別)
いつどこで発生するのかわからないのが災害です。緊急地震速報が鳴り揺れを感じた場合、シーン別で出来る行動はどのようなことがあるでしょうか?
家庭
- 頭を保護するため丈夫な机の下など安全な場所に避難する
- あわてて外に飛び出さない
- 無理に火を消そうとしない
鉄道やバス
- つり革、手すりにしっかりつかまる
エレベーター
- 最寄りの階に停止させ、すぐに降りる
屋外(街)
- ブロック塀の倒壊に注意
- 看板や割れたガラスの落下に注意
自動車運転中
- 急ブレーキはかけず、ゆるやかに速度を落とす
- ハザードランプを点灯し、周りの車にも注意を促す
その他、施設に訪れている場合は係員の指示に従い、身を守る行動および避難をおこなってください。
揺れがおさまったら
一旦揺れが収まった後も、余震の可能性があります。安全な場所で待機し、状況を確認しましょう。建物内での安全が確保されるまで、無理に外に避難することは避けましょう。人混みでパニックが発生してしまうと二次災害を生みかねません。
慌てず落ち着いて、メディアや公式の情報・係員等の指示を確認しましょう。適切な避難情報や注意喚起があれば、それに従いましょう。SNSや携帯電話を通じて家族や友人との安否確認・現在地確認を行いましょう。
建物から避難する際には、揺れが収まってから避難するように心がけましょう。再びの揺れがある場合でも、慌てずに安全な場所に移動することが大切です。
まとめ
緊急地震速報が鳴ったときには、冷静かつ迅速な行動が不可欠です。事前の備えとともに、上記の心得を守りながら適切に対応し、具体的な状況によっては柔軟に対応する必要があります。自分自身や周囲の安全を確保するように心がけましょう。
とれみるでは、災害時に家族の安否と現在地が確認できます。また、避難時の家族のルールや緊急連絡先をアプリ内にメモできるため、あらかじめ話し合い準備しておくことができます。
災害はないのが一番ですが、もしもに備えて話し合っておくことが大切です。
この記事は内閣府防災情報のページを参照し作成されています。